11Sep

予約表を開いて、空いている枠のほうを数えてしまう月があります。「今月ヒマだな」のあとには「うちだけ?」「いつ戻る?」が続きますが、予約表をいくら眺めても、季節の波なのか、店に原因があるのかまでは分かりません。
そこでこの記事では、Googleで「ネイルサロン」と検索する人の数が月ごとにどう動くかを、Googleトレンドの5年分のデータで見ていきます。いちばん少ないのは10月でした。扱う範囲は、探す人の波がいつ引いていつ戻るかと、その月に0円でできることまでです。
閑散期はいつ?「ネイルサロン」を探す人は、10月がいちばん少ない

Googleトレンド(日本・2021年9月〜2026年9月の週次データを月ごとに平均)で、「ネイルサロン」の検索量を12か月の平均を100とした指数に直すと、次の表になります。
| 月 | 「ネイルサロン」の指数(12か月平均=100) | 平均との差 |
|---|---|---|
| 1月 | 101 | +1 |
| 2月 | 105 | +5 |
| 3月 | 103 | +3 |
| 4月 | 101 | +1 |
| 5月 | 97 | −3 |
| 6月 | 102 | +2 |
| 7月 | 117 | +17 |
| 8月 | 105 | +5 |
| 9月 | 91 | −9 |
| 10月 | 87 | −13 |
| 11月 | 92 | −8 |
| 12月 | 99 | −1 |
7月が117でいちばん多く、8月と2月の105が続きます。少ないほうは10月の87、9月の91、11月の92の順で、5月の97も平均を下回ります。年ごとに分けても、2024年も2025年も10月が最下位でした。探す人の数でいえば、1年でいちばん静かな月は10月です。
「ネイルサロン 閑散期」と合わせて3月・4月・6月を調べる人もいますが、この5年の検索量では3月が103、4月が101、6月が102と、いずれも平均を少し上回っています。探す人の数だけで見ると、春から初夏は平均並みで、はっきり落ちるのは9月からです。
「ネイル 予約」で検索する人も、同じ形で動いています。
| 月 | 「ネイル 予約」の指数(12か月平均=100) | 平均との差 |
|---|---|---|
| 1月 | 95 | −5 |
| 2月 | 103 | +3 |
| 3月 | 104 | +4 |
| 4月 | 101 | +1 |
| 5月 | 92 | −8 |
| 6月 | 100 | ±0 |
| 7月 | 117 | +17 |
| 8月 | 107 | +7 |
| 9月 | 93 | −7 |
| 10月 | 82 | −18 |
| 11月 | 94 | −6 |
| 12月 | 110 | +10 |
こちらは12月が110と高く、10月は82で、平均より18ポイント低くなります。7月が117でいちばん高い点は「ネイルサロン」と同じで、2024年・2025年とも10月が1年で最も低い月だった点も変わりません。探す人が減る9月から11月に「予約」の検索も減り、12月に戻ってきます。
この数字は検索の量を平均との比で表した相対値で、来店の件数でも売上でもありません。10月の87は「平均より13ポイント低い」という意味で、お客様が13%減るという意味とは違います。波の形は地域や客層でも変わります。この表は、ご自分の店の先月と前年同月の来店数を横に並べて、はじめて意味を持ちます。
閑散期は「新規が減る月」で、いまのお客様が減る月ではありません

「ネイルサロン」とだけ入れて検索する人の多くは、これから行く店を探している人です。いつもの店の予約なら、この言葉で探し直す場面は限られます。上の表に出ている波は新しく店を探す人の波で、9月から11月は、その検索の指数が平均より8〜13ポイント低い状態です。この記事では、この9月から11月を閑散期と呼びます。
一方で、通っている人がどのくらいの間隔で来るかは、ホットペッパービューティーアカデミーの美容センサス2026年上期に手がかりがあり、女性利用者の年間利用回数は5.67回です。12か月に均すと約2か月に1回で、7月か8月に来たお客様の次の来店は、計算のうえでは9月か10月に巡ってきます。
ご自分の予約表でも、この2つを分けて数えられます。先月の来店を、初めてのお客様と、前に来たことのあるお客様に分けて、前年の同じ月と比べてください。減っているのが初めてのお客様だけなら、探す人の波と重なっている可能性が高く、前に来たことのあるお客様の間隔が空いているなら、季節とは別の理由を探すことになります。
探す人が減る月は、新しいお客様を追いかけるより、いまのお客様の次回来店を先に決めるほうに手をかけます。探す人が平均より少ない月に、その少ない人へ向けて広告や投稿の手間をかけても、かけた分に対して届く相手が少なくなります。反対に、次の来店が計算のうえで2か月先に控えているお客様は、探す人の多い少ないとは関係なく、いまの予約帳に名前があります。
7〜8月に、秋の予約表を埋めておく

探す人がいちばん多い7月と、それに続く8月は、初めてのお客様に見つけてもらう機会が、検索の数のうえでは1年でいちばん多い時期です。この2か月に来店したお客様には、施術中に「次はいつ頃にしますか」と一言かけて、その場で次回の日付を決めるところまでを夏の仕事に入れておきます。「3週間後の同じ曜日、同じ時間はいかがですか」のように、日付と時間まで口にします。
その場で日付が決まらなかったお客様には、来店周期の目安を店ごとに決めておき、前回の来店からその期間がたったときにメールかLINEで次回の案内を送ります。周期は店ごとに違うので、ご自分の予約帳で、常連のお客様が何週間おきに来ているかを数えて決めてください。
案内を出す時期を検索の波に合わせると、7月と8月に来たお客様には、10月の予約表を見ている今ごろに案内が届きます。埋まるかどうかは案内の内容とお客様の都合で決まります。
閑散期の値引きは、日付と枠に限ります

予約表が空くと、メニュー全体の価格を下げたくなります。ただ、全体を下げた価格は、探す人が戻る月になってもそのまま続きます。値引きをつけるなら、平日・当日・翌日の空いている枠に限って、「10月の平日、13時からの枠は〇〇円引き」のように、日付と枠が分かる形で見えるところに出します。
暇な曜日がどこかは、この記事のGoogleトレンドの数字からは分かりません。週ごとのデータを月に均したもので、月曜と土曜の違いは入っていないためです。曜日はご自分の予約帳で数えます。直近3か月の予約表を出して、曜日ごとに空いた枠の数を書き出すと、値引きをつける曜日と、つけなくてよい曜日が分かれます。
空いている枠は、探している人から見える場所に置く

SNSに「今週は空きがあります」と投稿しても、届く先はすでにフォローしている人が中心で、いま店を探して「ネイルサロン」と検索している人の目には入りにくいままです。
「ネイルサロン」と検索した人の画面に出るのは、検索結果と、そこから開くサロンの掲載ページです。その場所に、空いている日時が出ていれば、探した人はその画面のまま日時を選んで予約に進めます。店の側でやることは空いている日時をそこに出しておくことまでで、手間は次回来店の案内のほうに回せます。
ネイルサロンガイドでできること(0円)

この記事を書いているネイルサロンガイドは、全国のネイルサロン専門の掲載サイトで、掲載も宣伝機能もクーポンも0円、予約が入っても手数料は0円です。
掲載ページから予約が入ったお客様には、前回の来店から一定期間たつと次回の案内が届き、期間は店が設定して、お客様の側で停止できます。10月に空いた平日の枠は、当日・翌日の空き枠ページに直前割引をつけて出せます。これから2週間の空き状況は◎△×休の形で、ネイルサロンガイドで店を探している人の検索結果とお店のページに自動で出て、検索結果には「ネット予約可」の絞り込みもあります。お店をお気に入りに入れたお客様には、「ネット予約できます」のお知らせが届きます。
予約システムとしての機能の一覧は、予約システム12社の比較記事にまとめてあります。
未掲載なら無料登録から
無料登録のあと、上で数えた常連のお客様の来店間隔を、再来の案内の期間に入れるところまでを今日の作業にしてください。そこまで済めば、掲載ページから予約が入ったお客様に、周期が来たら次回の案内が届きます。







