8Jun
翼状爪膜(よくじょうそうまく)は、爪の根元にある皮膚が前方へ伸び、爪の表面に癒着した状態です。テリジアム(pterygium)とも呼ばれます。
翼状爪膜とは
爪の根元にある爪上皮(エポニキウム)が爪甲に癒着し、前方へ伸びた状態を指します。見た目では、爪の根元から皮膚が三角形のように入り込んで見えることがあります。
甘皮やルースキューティクルと似て見えることがありますが、翼状爪膜は皮膚そのものが爪に癒着している点が異なります。
甘皮・ルースキューティクルとの違い
甘皮やルースキューティクルは、爪の表面に付着している角質で、通常のネイルケアで処理できる範囲のものです。
翼状爪膜は皮膚と爪がつながっているため、甘皮のようにプッシュアップしたり、ニッパーで切ったりするものではありません。無理に処理すると、出血や痛み、炎症につながることがあります。
原因
外傷や爪まわりの炎症、皮膚疾患などにともなってみられることがあります。また、爪の根元に繰り返し強い刺激が加わることも、爪や周囲の皮膚に負担をかけます。
見た目だけで原因を判断することは難しいため、爪の変形や痛み、腫れなどがある場合は自己処理を避けてください。
ネイルサロンでの施術
翼状爪膜が疑われる部分は、通常の甘皮処理と同じようには扱えません。爪や周囲の皮膚に異常がみられる場合は、状態によって施術を控え、皮膚科への相談を案内することがあります。診断や治療はネイルサロンでは行えないため、気になる症状がある場合は医療機関へ相談してください。
逆翼状爪膜(ぎゃくよくじょうそうまく)
爪の裏側で、指先の皮膚が爪の先端部分に付着している状態を逆翼状爪膜と呼びます。爪を短く切ったときに痛みを感じることがあり、通常の爪切りやネイルケアでも傷つけないよう注意が必要です。
関連用語:甘皮/ルースキューティクル/マトリクス




