28Apr
ネイルサロンで、クーポンを掲載した方がいいと書いてあるサイトをよく見かけます。
その一方で、ネイルサロンでクーポンを掲載する事がよくないと書かれているサイトもよく見かけます。
どちらが正しいかといいますと、「どちらも正しい」です。
結局最後に判断するのは店舗の契約者であるあなた自身なのです。
とはいっても、お客様には来てほしいですよね。
そこで、一つの判断基準としてネイルサロンガイドからの提案は、
クーポンは用意した方がいい。ただし、継続的な売り上げに繋がるクーポンを掲載する
という事です。
安易な値下げは逆効果です。例を挙げますと
「ホームページを見た!と伝えると○%OFF 無期限」
のような場合です。
何が悪いか分かりますか?
一つは、このクーポンを提示する事によって、単なる割引にしかなっていないという事です。単なる割引ですと、お客様はそのクーポンを使った後に継続してあなたのネイルサロンに来るか分かりません。
二つ目は、「○○を見た」という内容になっている事です。例ではホームページとなっていますが、ホームページを見なかったお客様は損をしてしまいます。また、ホームページにどんな内容があるかも重要です。例えばあなたのネイルサロンのお得な情報を配信するメルマガへ誘導するような仕組みになっていますか?単にホームページを見せる為だけにクーポンを発行するのは勿体ないです。
三つ目は、期限が「無期限」となっている事です。無期限だと、お客様は「いつでも使えるんだ」と安心してしまい、折角のクーポンを鞄の奥底にしまい込んでしまう可能性があります。ちなみにネイルサロンガイドでは、このような事を防止するために、有効期限を設定出来るようになっていますので、よろしければご利用ください。
また、例えば都内などネイルサロン激戦区の場合、初回割引はどこも当たり前なので、初回割引クーポンを使って渡り歩いている人もいます。お得意様になるとメリットがありますよ など、新規利用者限定の割引をする場合は長期利用者にメリットがある施策を同時にした方がいいと思います。
では、どのようなクーポンがいいのかを、ネタ帳として以下にご紹介します。クーポンを発行する際のアイデアの一つとしてご利用下さい。
・期間を設定する
・新規利用限定○%OFF(リピートに繋がる施策を同時に行わないと、他のサロンに流れる可能性が高いです)
・新規利用限定他店オフ無料(リピートに繋がる施策を同時に行わないと、他のサロンに流れる可能性が高いです)
・初回限定オプション○○無料(利用してもらうことで継続利用や客単価アップに繋がるメニューがある場合など)
・先着○名様(人数を限定する事でお問い合わせにつなげる)
・○回目の利用で○%OFF
・お得意様限定○%OFF(1年以内○回目以降、をお得意様として、長期利用で割引)
・ご紹介で双方○%割引
・ハンド、フット同時で○%割引(客単価を上げる事で割引)
・レビュー書き込みで○%オフ(実際に紙やネットに感想を書いてもらう事で割引)
・早割、午前中割、雨割(入店の弱い時間・天気での割引)
・初回○○プラン割引、○○プランセットで割引(利用してもらう事で良さを知ってもらえるプランがある場合など)