ネイルサロン 宣伝 集客 開業に役立つ様々なコンテンツをご紹介します。

menu

ネイルサロン 宣伝 集客 お役立ちコンテンツ

ネイルサロンの消毒と衛生管理|国の指針の手順と無料チェック表

ネイルサロンの消毒と衛生管理|国の指針の手順と無料チェック表

ネイルサロンの消毒は、厚生労働省の「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」に方法と手順が書いてあります。器具は洗ってから8つの方法のどれかで消毒し、手指はお客様1人ごとに施術の前に消毒します。この記事では指針の数字をそのまま表にし、毎日の点検表・消毒方法の早見表・お客様ごとの手順の3枚を無料で配ります。

「消毒は自己流でやってきたけれど、これで合っているのか分からない」というあなたに向けて、指針の位置づけ、器具の消毒方法、手指とタオル等の布片類、毎日の点検と衛生管理責任者、衛生管理士の資格、無料の衛生チェック表、お客様に見せる書き方の順に書きます。保健所への届出と、特定の製品のおすすめは扱いません。指針に沿ってやっていることの見せ方も、ネイルサロンガイドでの例と合わせて紹介します。

2010年に厚生労働省が出した、ネイルサロンの衛生管理の指針

施術テーブルの上の綴じた無地の書類とペン、観葉植物

指針は、厚生労働省健康局長が各都道府県知事・各政令市市長・各特別区区長にあてた通知「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針について」(平成22年9月15日・健発0915第4号・2026年9月23日確認)の別添です。通知の前文には、「平成20年10月に、つけ爪に関する健康被害について独立行政法人国民生活センターから情報提供があったことから、…「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」を定めた」と経緯が書かれています。

前文の終わりには「この通知は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の4第1項に規定する技術的な助言に当たるものである」とあります。指針は法律ではなく、国から自治体への技術的な助言として示されたものです。

指針のいう「ネイルサロン」は、「爪の手入れ、爪の造形、爪の修理、補強、爪の装飾など爪に係る施術を行う施設」です(第2)。定義は施術の中身で決められていて、店の広さや人数の条件はありません。

器具の消毒方法は「分ける→洗う→消毒→洗って拭く」

ステンレスのトレーに並べたネイル用の金属器具と、ふた付きの容器

ニッパーやファイルなど、あなたが施術で使う道具の名前は、指針には出てきません。施術で皮膚に触れる道具は、指針の言葉では「皮膚に接する器具類」(第5の10・11)に当たり、道具ごとに消毒の方法を決めた箇所もありません。どの方法を器具に使うかは、指針の注にある材質や形についての注意を見て選べます。

使い終わった器具類は、血液の付着しているもの(その疑いのあるものを含む)と、付着している疑いのないものに分けて消毒します(第6の1)。再利用する器具類は、消毒の前に家庭用洗剤をつけたスポンジ等で表面をこすり、十分な流水(10秒間以上、1リットル以上)で洗浄します(第6の3(1))。同じ項の注には、使用直後に流水で洗浄することが望ましいこと、消毒液に浸す前に水気を取ることも書いてあります。

消毒は「次のア~クのいずれかの方法により行う」とされ(第6の3(2))、8つの方法と条件は下の表のとおりです。ただし、血液の付着している器具類は、アの煮沸消毒器による消毒、イのうち消毒用エタノール中に浸す方法、ウのうち0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(有効塩素濃度1000ppm)中に浸す方法の、いずれかによります。浸す時間は、表の条件と同じです。

方法 条件(指針の原文)
ア 煮沸消毒器による消毒 沸騰してから2分間以上煮沸すること。
イ エタノールによる消毒 消毒用エタノール(76.9v/v%~81.4v/v%エタノール液)中に10分間以上浸す、若しくは、消毒用エタノールを含ませた綿若しくはガーゼで器具表面をふくこと。
ウ 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒 0.01%~0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(有効塩素濃度100~1000ppm)中に10分間以上浸すこと。
エ 紫外線照射による消毒 紫外線消毒器内の紫外線灯で、85μW/cm2以上の紫外線を連続して20分間以上照射すること。
オ 蒸し器等による蒸気消毒 器内が80℃を超えてから10分間以上湿熱に触れさせること(温度計により器内の最上部の温度を確認すること。)。
カ 逆性石ケン液による消毒 0.1%~0.2%逆性石ケン(塩化ベンザルコニウム又は塩化ベンゼトニウム)中に10分間以上浸すこと。
キ グルコン酸クロルヘキシジンによる消毒 0.05%グルコン酸クロルヘキシジン液中に10分間以上浸すこと。
ク 両性界面活性剤による消毒 0.1%~0.2%両性界面活性剤液(塩化アルキルポリアミノエチルグリシン又は塩化アルキルジアミノエチルグリシン)中に10分間以上浸すこと。

消毒のあとは、流水で洗浄し、よく拭きます(第6の3(3))。洗浄に使ったスポンジ等も、使用後に流水で十分洗浄し、汚れのひどい場合はエタノール又は次亜塩素酸ナトリウムで消毒することとされています。ア~クの方法ごとの注(消毒液を取り替える時期など)は、配布する早見表の「注意」の列で確かめられます。

手指とタオル等の布片類は、お客様1人ごとに

ラベルの無い白いポンプボトルとたたんだ白いタオル

施術の前とあとにすることを、指針の項目番号をつけて並べました。

いつ すること 指針
施術の前 施術者の手指を消毒する。血液、体液等に触れ、目に見える汚れがある場合、あるいは、速乾性擦式消毒薬が使用できない場合は、流水と石けんを用いて少なくとも手指を15秒間洗浄する。それ以外は、速乾性擦式消毒薬を乾燥するまで擦り込んで消毒する 第6の6(1)
お客様の手指も、施術者と同じ方法で消毒する 第6の6(2)
皮膚に接する器具類は、お客様1人ごとに消毒した清潔なものを使う 第5の10
皮膚に接する布片類は、清潔なものを使い、お客様1人ごとに取り替える 第5の12
施術のあと 使った器具類を洗浄し、消毒する(分ける→洗う→消毒→洗って拭く) 第5の11・第6の1・第6の3
使った布片類は、血液が付着しているときは次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒する。その他は、洗剤等を使用して温湯で洗浄することが望ましい 第5の13
施術で出た廃棄物は、ふた付きの専用容器に入れ、お客様1人ごとに処理する 第5の21・22
施術者の手指を洗浄し、必要に応じて消毒する(作業の前も同じ) 第5の7

感染症もしくはその疑いのある方や、皮膚疾患のある方を扱ったときは、施術終了後、「従業者の手指や使用した器具等の消毒を厳重に行うこと」とされています(第5の24)。

毎日の点検と衛生管理責任者:衛生管理士の資格との違い

クリップボードを持って点検するネイリスト

指針では、衛生管理責任者は毎日、従業者が感染症にかかっていないかどうか等、健康状態を確認し(第5の1)、ネイルサロン、設備、器具等の衛生全般について点検管理することとされています(第5の2)。配布する点検表では、上の「衛生管理責任者」の欄に、この2つをする人の名前を書きます。

名前の似た「ネイルサロン衛生管理士」は、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)の資格です。JNAのページには「NPO法人日本ネイリスト協会(以下JNA)では、JNAが制定した「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、ネイルサロンの現場で正しく活用していただくために「ネイルサロン衛生管理士」資格制度を設けています。」とあります。JNA認定校の講習会を受け、確認テストに合格すると資格が付与されます。受講資格は18歳以上で、ネイルサロンでの実務経験は問わないとされています。受講料は一般11,000円(税込)、JNA会員6,600円(税込)で、オンラインでも受講できます(2026年9月23日確認)。

厚生労働省の指針には、衛生管理士を含め資格の名前は出てきません。第4の2(1)は、開設者がネイルサロンごとに衛生管理責任者を定めることとし、衛生管理責任者については「衛生に関する知識を有し、ネイルサロンにおける十分な経験を有することが望ましい」としています。第7の1には、開設者又は衛生管理責任者が具体的な衛生管理要領を作成し、従業者に周知徹底することが書かれています。

無料の衛生チェック表(Excel・PDF)

施術テーブルに並べた無地の用紙3枚とペン

3枚とも指針の本文から作ったひな形です。指針が求める書式ではないので、お店に合わせて書き換えて使えます。印刷してそのまま使うならPDF(A4横・3ページ)、項目を書き換えるならExcel(3シート)を開いてください。

枚 中身
1枚目 毎日の衛生点検表 1か月分(1~31日の欄)。点検する12項目は、施設の清掃、排水溝の清掃、手洗い設備の石けん・消毒液、器具の洗い場、消毒済みと使用済みの器具を分けた保管、従業者の健康状態、採光・照明・換気、消毒液の濃度と管理、救急用品、廃棄物のふた付き容器、便所、紫外線消毒器の灯と反射板。上にサロン名・衛生管理責任者・年月、いちばん下に確認した人の欄
2枚目 器具の消毒方法 早見表 ア~クの8つを、方法・条件(指針の原文)・注意(指針の注から)の3列で。洗浄の手順(第6の3(1))、血液が付いた器具の方法(第6の3(2))、消毒後の洗浄(第6の3(3))も
3枚目 お客様1人ごとの手順 施術の前4つ・施術のあと6つを、□に印を付けられる形で。感染症・皮膚疾患のある方を扱ったときの注意(第5の24)も

どのページにも出典を入れ、「指針」の列と(第〜)が指針の項目番号であることを書いてあります。点検表は、点検した日の欄に印を付けて使います。排水溝が無いなど当てはまらない項目は、線を引いて消してください。

お客様に見せる:「指針に沿ってやっていること」を1行で書く

ノートパソコンに向かって微笑むネイリスト

お客様の側の調査では、株式会社リクルート ホットペッパービューティーアカデミーの「【ネイルサロン編】美容センサス2026年上期」に「サロン・スタッフの衛生対策がしっかりしている」という項目があります。この項目を選んだ女性は、初回来店時にサロン選びで重要視したポイントでは8.9%、現在利用しているサロンの継続理由では5.0%でした(どちらも複数回答・n=605)。

点検表に付けた印も、器具を消毒している様子も、来店の前のお客様からは見えません。あなたがネイルサロンガイドで予約を受けるときは、お客様が予約の前に読む同意書に、衛生管理のことを書けます。同意書のひな形(ネイル)の「② 担当者と衛生管理について」には、はじめから「当店は、厚生労働省「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」に沿って、皮膚に触れる器具はお客様1人ごとに消毒し、施術の前に施術者とお客様の手指を消毒しています。」と書いてあります。

その後ろの空欄には、あなたが担当者の経験年数・資格などを書き入れます。ひな形にはほかにも空欄が6か所あり、7か所すべてを埋めて保存するまで、同意書は下書きのままです。保存した同意書をあなたがメニューに割り当てると、そのメニューを予約するお客様は、確認画面で要点を読み(全文も開いて読めます)、チェックを入れてから予約します。

施術の前にお客様に確かめること(問診)は、顧客カルテと同意書の記事にまとめてあり、そこで配っているテンプレートの3枚目(同意書)にも同じ②があります。

ネイルサロンガイドでは、管理画面の基本情報にある「紹介文」と、店舗ページに足せる追加ページにも、衛生管理でやっていることを書けます。あなたの店で実際にやっていることだけを、②の文のように、何をいつ消毒しているかが分かる形で書きます。

掲載は0円で、宣伝機能もクーポンも0円、予約が入っても手数料は0円、契約の縛りもありません。掲載店舗数は、2026年9月23日時点で1,953件です。

未掲載なら無料登録から

今日は、配布した早見表を開いて、いま使っている消毒の方法がア~クのどれに当たるかを確かめ、点検表を1枚印刷してください。続けて、ネイルサロンガイドに無料で登録します。申し込みはサロン名・メールアドレス・アカウント名・パスワードの4項目(GoogleかLINEのアカウントでも登録できます)で、あなたがキャッチコピー・紹介文・写真1枚を入れて保存すると、その場で店舗ページが公開されます。紹介文には、ア~クのどれかに当たると確かめた方法を「指針に沿ってやっていること」として1行入れておけば、来店の前に店舗ページを開いた人がそれを読めます。

ネイルサロンガイド 掲載のご案内 掲載費用0円

ネイルサロンを無料で掲載する

掲載料・宣伝機能・クーポン 月額0円/予約が入っても手数料はかかりません

関連記事

人気記事