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フリーランスネイリストの集客|シェアサロンでも自分の名前で予約を取る順番

フリーランスネイリストの集客|シェアサロンでも自分の名前で予約を取る順番

「独立したら、前の店のお客様の半分しか来ない」。勤めていたサロンを辞めてフリーランスネイリストになり、シェアサロン(面貸し)で施術する場所はできたのに、前の店の看板と、前の店の予約ページに載っていた自分の名前が無くなった状態です。この記事は、そこで止まっている方に向けて、自分の名前で予約を受けるページの作り方、シェアサロンの場所の書き方、前のお客様への案内、新規の入口、そのうち0円でできることを、この順にまとめたものです。確定申告・保険・面貸しの料金は扱いません。

お客様が店を選ぶときの材料になる口コミと写真は店のページごとに貯まり、料金とネット予約もそのページに載っています。勤めていた間に付いた口コミと載せた写真はその店のページのもので、独立するときに自分のものとして持っていくことはできません。フリーランスネイリストの集客で勧めたい順番は、自分の名前(屋号)を店名にしたページを1つ作り、口コミ・写真・料金・予約をそこに集めていくことです。通い続ける理由を聞いた調査では、「ネット予約できる」に続く項目の中に「自分でイメージした通りの仕上がりにしてくれる」12.9%、「スタッフの技術が高い」11.9%があり、店ではなく施術する人に付く理由が入っています。

フリーランスネイリストになって無くなるのは技術ではなく、お客様が選ぶ材料の置き場です

シェアサロンの1席。仕切りのあるブースに施術テーブルと椅子

株式会社リクルート ホットペッパービューティーアカデミーの「美容センサス2026年上期【ネイルサロン編】」に、「現在利用しているサロンの継続理由」を聞いた設問(複数回答・n=605)があります。全国の人口20万人以上の都市に住む15〜69歳が対象のインターネット調査で、実施は2026年1月21日〜2月12日、この記事で引く数字はすべて女性のものです。最も多い回答は「ネット予約できる」でした。下の表は、その最多の項目と、施術する人に関わる4つの項目を抜き出したもので、上位5項目ではありません。

現在利用しているサロンの継続理由(複数回答・n=605) 2026年
ネット予約できる 34.7%
自分でイメージした通りの仕上がりにしてくれる 12.9%
スタッフの技術が高い 11.9%
スタッフと話しやすく会話が楽しい 7.1%
スタッフの気遣いや対応が良い 6.6%

「ネット予約できる」は予約の受け方についての項目で、表の残りの4つは、どの店で施術するかではなく、誰が施術するかについての項目なので、独立しても失われません。ただし、初めての店でお客様がこの4つを確かめる材料は、次の設問のとおり、店のページに載っています。

同じ調査の「初回来店時にサロン選びで重要視したポイント」(複数回答・n=605)では、「ネットの口コミが良い」32.9%、「ネットに掲載されている写真(スタイル、デザイン、施術の写真など)が良い」24.8%、「自宅から近い」14.4%、「ネットに掲載されている情報で自分に合いそうなスタッフを見つけられる」10.4%でした。口コミ、写真、スタッフの情報は、どれも店のページに載る項目です。

「サロンの使い分け」(単一回答・n=605)では、「基本的に1つのサロンを使い続けている」が46.6%です。半数近くの方が店を1つに決めて通っているので、担当していたお客様の中に前の店へ通い続ける方がいても、珍しいことではありません。この調査で分かるのは店を選ぶ人の傾向までで、ご自分の状況の原因までは分かりません。「現在利用サロンの認知経路(きっかけ・情報源)」(複数回答・n=605)は、「予約・口コミサイト(ホットペッパービューティーなど)」43.3%、「友人・知人の口コミ・おススメ」18.5%、「SNS」7.8%でした。写真をSNSにだけ載せているなら、予約・口コミサイトとSNSの差を、載せる先を決めるときの参考にしてください。独立して無くなるものと、これから自分のページに貯めるものを、根拠の数字と並べると次のとおりです。

独立して無くなるもの 自分で持つもの 根拠の数字(同じ調査)
前の店のページに付いた口コミ 自分の名前のページに付く口コミ 初回来店時にサロン選びで重要視したポイント「ネットの口コミが良い」32.9%
前の店のページに載せた施術の写真 自分が施術した爪の写真 初回来店時にサロン選びで重要視したポイント「ネットに掲載されている写真(スタイル、デザイン、施術の写真など)が良い」24.8%
前の店の予約ページ 自分の名前で受けるネット予約 継続理由「ネット予約できる」34.7%
前の店のスタッフ紹介欄 自分の紹介文と得意なデザイン 初回来店時にサロン選びで重要視したポイント「ネットに掲載されている情報で自分に合いそうなスタッフを見つけられる」10.4%

1.自分の名前を店名にしたページを1つ持つ

無地の名刺を両手で持って微笑むネイリスト

シェアサロンの名前は借りている間だけのもので、場所を変えると店名ごと変わってしまうため、店名にはしません。店名の欄には、屋号か、ご自分の名前を入れます。場所を変えても、その名前と、名前に付いた口コミと写真はそのまま残ります。業務委託で店に入っている場合は、自分の名前のページを持てるかを契約先に確認してから、店名を決めます。

そのページに入れるものは3つです。1つ目はご自分が施術した爪の写真で、まず10枚を目安に載せます。2つ目は料金で、メニューごとに税込の金額、オフ代を含むかどうか、所要時間の目安まで書きます。3つ目は口コミで、施術の直後に口コミを書く画面へのQRコードを渡し、届いた口コミにはご自分の名前で返信します。開業の前後で写真と口コミをどの順で貯めるかは開業前後の集客の記事に、口コミの返し方と例文は口コミ返信の記事にあります。

名前を1つに決めて、口コミ・写真・料金・予約を同じ名前のページに集める理由は、材料が分かれると、どのページも薄いままになるからです。写真はInstagramに、予約は別の仕組みに、紹介文はシェアサロンのページに、と載せる先が分かれていると、お客様が開いた1つのページには、そのうちの一部しか載っていません。同じ名前のページに集めれば、写真と料金と口コミと予約を1か所で見比べてもらえます。

2.場所の書き方:シェアサロンの住所は町名まで、稼働日だけ営業日に

持ち運び用のケースに整理して入れたネイルの道具

町名までの住所に、最寄り駅と、駅からの徒歩の分数を書き添えます。地図のピンは駅か建物に置き、番地から先と部屋番号は、予約が確定した方への案内に書きます。住所を町名までにする書き方とピンの置き方は、自宅ネイルサロンの集客の記事と同じです。同じ調査の「最もよく利用するサロンの立地」(単一回答)は「自宅近く」43.5%、「通勤・通学圏内」34.7%で、町名と最寄り駅が書いてあれば、ご自宅や通勤の経路からの距離を、お客様がご自分で確かめられます。

営業時間と定休日は、シェアサロンの営業時間ではなく、ご自分がそこで施術する曜日と時間で登録します。週に3日だけ借りているなら、営業日はその3日です。曜日によって借りる場所が変わるときも、店名は同じご自分の名前にしたまま、場所ごとにページを分けます。お客様が町名や駅で探したとき、どちらの場所も同じ名前で見つかるようにするためです。この記事を書いているネイルサロンガイドでは、1つのアカウントで店舗ページを複数登録でき、2026年9月15日時点で、公開中の店舗ページを2つ以上持つアカウントが82あります。それぞれの紹介文に、もう一方の場所と曜日を書いておきます。

出張や自宅での施術と組み合わせているなら、その旨と、受けられる曜日・地域を紹介文に書きます。

3.前の店のお客様の連れ方:名簿は同意のある連絡先だけ、案内は自分から

スマートフォンとはがきを持って案内を送るネイリスト

案内を送れる相手は、ご自分のLINEの友だちになっている方、ご自分あてに連絡をくれた方、名刺やSNSで直接つながった方など、本人の同意でつながっている連絡先に限ります。勤めていた店の顧客台帳は店のもので、独立にあたって持ち出したり、写し取ったりはしません。

つながっている方への案内は1通にまとめ、新しい場所(シェアサロンの町名と最寄り駅、稼働する曜日)、予約ページのURL、初回の料金の3つを入れます。独立の経緯は、書くとしても2〜3行にとどめます。

同意のある連絡先をExcelなどの台帳にまとめてあるなら、ネイルサロンガイドではその台帳をCSVで取り込めます。Shift_JISとUTF-8のどちらでも取り込め、同じファイルを2回入れても人数は増えません。予約が入るたびに、来店回数・前回の来店日・予約の一覧が顧客カルテに貯まり、施術の記録(爪の状態、使った色や材料、次回の提案)は来店後にご自分で書き足せます。ネット予約で来店したお客様には、前回の来店からご自分で決めた期間が過ぎたときに、次回の案内を届けられます(お客様側で停止できます)。

案内を送っても、戻らない方はいます。前の店を選び続けるかどうかはそのお客様が決めることなので、返事の無かった方に重ねて送ることはせず、そのあとの時間は、新規のお客様に見つけてもらうページを作る作業に回します。

4.新規の入口:ネット予約を受ける状態で、予約・口コミサイトに載る

オフィスビルのエントランスと無地の案内板

上の調査では、いま通っている店を知ったきっかけの最多が「予約・口コミサイト(ホットペッパービューティーなど)」の43.3%、通い続ける理由の最多が「ネット予約できる」の34.7%でした。新規のお客様の入口は、この2つがそろったページです。ネイルサロンガイドでは、同時に受ける件数と受け方を決めれば、その状態で載せられます。

同時に受ける件数の初期値は1件です。席が1つで1人で施術する形なら、この数字を変えずにそのまま使えます。別のシェアサロンの稼働日や出張、私用の予定をGoogleカレンダーに入れておき、その限定公開URLを貼っておけば、予定のある時間は予約枠から外して受けられます(予定は15分おきに取得されます)。入った予約をGoogleカレンダーに書き込むこともできます。

受け方は、仮予約と即時確定のどちらかです。仮予約にすると、お名前・メニュー・希望日時が届いた時点で枠が押さえられ、その時間にシェアサロンの席を借りられるかを確かめてから、確定かお断りを返せます。スタッフの登録は任意で、1人で施術しているなら登録しなくても予約を受けられます。検索結果の一覧は、ネット予約を受け付けている店が先頭側に並ぶ仕組みで(2026年9月時点)、同じ条件なら口コミの数が多い店が先です。

ネイルサロンガイドでできること(0円)

施術テーブルの上のスマートフォンと卓上カレンダー、ジェルのボトル

登録した日にできるのは、店名をご自分の名前にし、町名と稼働日、キャッチコピーと紹介文、写真と料金を入れて、ネット予約を受け付けた状態にするところまでです。店名は屋号でも本名でもよく、住所は町名までで登録して地図のピンを置き、営業時間と定休日は店ごとに設定できるので、稼働日だけを営業日にできます。同意のある連絡先のCSV取り込みは登録した日からでき、再来の案内と顧客カルテは予約が入ってから動きます。予約したお客様には前日にリマインドのメールが届きます。店舗ページを開いた人には、名前の下に、施術した爪の写真、税込の料金、届いた口コミと返信、ネット予約の入口が1つのページで並びます。

口コミは店舗ページに付くので、店名がご自分の名前なら、お客様の口コミはご自分に付きます。届いた口コミへの返信は承認を待たずにそのまま店舗ページに表示され、口コミを書く画面へのQRコードはA6とA4で印刷できます。

掲載0円、宣伝機能0円、クーポン0円で、予約が入っても手数料はかからず、契約期間の縛りもありません。申し込みは、サロン名・メールアドレス・ログイン用のアカウント名とパスワードの4項目で、GoogleかLINEのアカウントでも始められます。キャッチコピー・紹介文・写真1枚がそろうと、保存したその場で店舗ページが公開されます。2026年9月15日時点で店舗ページを公開している店は1,920店です。

未掲載なら無料登録から

今日やることは1つ、ネイルサロンガイドに無料で登録して、店名を「自分の名前(屋号)」で入れることです。続けて、シェアサロンの町名と最寄り駅、そこで施術する曜日と時間、施術した爪の写真1枚、キャッチコピーと紹介文を入れて保存すると、その場で店舗ページが公開されます。残りの写真と料金と口コミは、そのページに施術のたびに足していけます。

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